昔から守り続けられてきた、南禅寺の仏像群
奥谷津の里に地域の人たちが昔から守り続けてきた、平安時代前期から伝わる南禅寺(なぜんじ)の仏像群があります。展示仏像は、静岡県 指定有形文化財11体、河津町指定有形文化財13体ですが、県内最古 平安時代前期の木仏像「薬師如来坐像:10世紀」、東海地方最古の「地 蔵菩薩立像:10世紀」、昭和53年、ヨーロッパで開かれた日本木彫展に 出品し大絶賛だった「金剛力士立像:10世紀」、平安中期の「十一面観 音立像:10世紀」など貴重な数々で、まさにパワースポットです。 古くは749年、行基が那蘭陀寺(ならんだじ)を創立し、1099年、実 道法師が建立したとされています。1432年には山津波により堂や仏像が 埋没し、掘り出された仏像群が、1541年南禅和尚が南禅堂を建立し、現 在の南禅寺に伝わっているものとされています。
開館時間 午前10時 ~ 午後4時
休 館 日 水曜日(河津桜祭り期間中を除く)
観 覧 料 300円(高校生以上) 100円(小中学生)
問い合わせは河津町観光協会 0558-32-0290