姫路遺跡
笹原地区の南小学校を中心とする遺跡です。約2,300年前から人が住み始めた事がわかっています。縄文時代の終わりから、弥生時代、古墳時代、奈良時代、平安時代と続いた遺跡で、特徴としては、①縄文時代から弥生時代へ移り変わる時期の数少ない遺跡のひとつ、②古墳時代の初めに大きな村がつくられ、墓の跡や祭りを行った跡がある、③祭りの跡からは、土や石で作られた祭祀遺物(勾玉や鏡などを模造したと考えられる)が出ている、④古墳時代前期から後期については、多量の土器の他に鉄製品も多く出土しており、土偶の頭や人の顔を描いた土器の破片なども出土しています。墓の跡や土器棺、住居跡も発見されており、この調査の成果は研究している人たちからとても注目されています。