本日の「伊豆ならんだの里」と、剣道「天心会道場跡地」の石碑
本日(28日)午後から、久し振りに「伊豆ならんだの里、河津平安
の仏像展示館」に行ってきました。第1駐車場に着くと、地元の方々
からおもてなしの心で、来訪者に「ミニトマトをどうぞ」と写真の通
り、暑い夏のお客様サービスです。
ちょうど駐車場には「相模」、「横浜」の他県ナンバーのお客様も
お着きになりました。入口には無料で利用できる「つえ」もありま
す。徒歩で260mの坂ですが、展示館では平安時代の大変価値あ
る貴重な仏像群に出会えます。途中に休憩用のベンチもありますの
で、ゆっくり登ってください。
3分の2ほど上ると、心地よい風が吹いてきました。振り返ると臨時
特急列車「踊り子」が走って行きました。
「河津平安の仏像展示館」の同じ敷地内には、「南禅寺」という今年
2月まで地元の人達が守り、仏像群を収納してきたお堂があります。
まわりには写真の大きな楠のように、長い歴史を見届けてきた木々が
心を癒してくれます。
本日新たに「石碑」を確認しました。「青少年育成武道センター 財団
法人 《天心会》発祥の地」、展示館を建築される数年前まで、この地
に旧下河津村役場の庁舎を移築した天心会の剣道武道場がありました。
河津町内の多くの剣道少年が、この武道場に通い巣立っていきました。
この武道場の開設者は、剣道範士/居合道範士『杉浦 新一先生』です。
杉浦先生は昭和32年、第12回静岡国体剣道一般団体の部において、
静岡県代表チームの大将として出場し、優勝に大きく貢献されました。
その結果、静岡県の天皇杯が確定したと聞いております。
この地に移られてからは、昭和39年2月に財団法人 天心会を設立
され、この道場に居を構え、青少年育成の為、河津町の子供たちに剣道
を通じて心身を捧げました。
天心会は杉浦先生の教えを受けたOBの社会人の方々がその「志」
を引き継ぎ、今も継続して町内の子供たちの指導にあたってくれて
おります。
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