「伊豆の踊子文学祭」が開かれました!!
この度、静岡県伊豆河津町の湯ケ野温泉にて「伊豆の踊子文学祭」が
開かれました。
書生さんと踊り子が現れ、踊り子さんが文学碑の碑文の朗読を行いました。
河津町長、相馬宏行様から献花です。
伊豆の踊り子文学碑です。「伊豆の踊り子」は川端康成氏の執筆により、
1968年(昭和43年)にノーベル文学賞を受賞しております。
隣接する「福田屋」旅館さんでは、女将の語りの会が行われ、稲穂照子さん
から、吉永小百合さんや山口百恵さんなど当時の撮影の状況や、川端康成
先生がノーベル賞を受賞された時、鎌倉の自宅にてお手伝いをされ多くの
格式の高いお客様がお祝いにかけつけたエピソードや裏話など、どれをも
非常に興味深いお話でした。
会場となった広間はぎっしり、いっぱいで皆さん熱心に聞き入っていました。
この「福田屋」さんでは、川端先生が滞在して「伊豆の踊り子」を執筆した
部屋を今でもそのまま残してあります。
目の前は天城山からの清流が流れる河津川です。
廊下も当時のまま、趣があります。
その手前には、太宰治さんが「東京八景」を執筆した部屋もそのまま残っています。
館内では、昭和40年11月12日吉永小百合さんも出席した文学碑除幕式の
様子や、当時の映画の撮影状況を知ることが出来ます。
福田屋さんの玄関です。
玄関右、二階の部屋が川端先生が滞在した部屋です。
「福田屋」さん向かいの、踊り子が素っ裸で両手を振った「共同浴場」の側から
の眺めです。前は河津川。
沼津(天城)方面から(国)414号線を下ってくると、右側に目印の
湯ケ野温泉の案内看板が見えてきます。
この案内看板を右折し、しばらく行くと右側に「福田屋」駐車場があります。
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