文豪遺産と伊豆の温泉旅館(7月28日)
昨日、静岡新聞・静岡放送のサンフロント21懇話会に
浜松市生まれの嵐山光三郎氏による基調講演『文学と温泉の蜜月関係』、
次にパネルディスカッション『伊豆の旅館文化と文豪遺産』をテーマに
コーディネーター、企業経営研究所・中山 勝氏、パネリスト、伊豆市
・市長 菊池 豊氏、河津町・福田家女将 稲穂照子さん、NPO法人全国
街道交流会議・専務理事 古賀方子さんにより、日本遺産への登録申請
と観光ルート化、伊豆独自の文化の発信に向けて討論が行われました。
「伊豆の踊り子」でゆかりのある河津町湯ケ野温泉の福田家女将、稲穂照子
さんからはノーベル文学賞作家の川端康成先生の人柄や鎌倉の自宅を訪問
した時や、お宅での先生のお手伝いで車を運転した時のエピソード、思い
出を披露されました。宿泊客の客層の変化、国内外のお客様の特長、今後
の地域での進めるべき思いなども述べられました。
河津町には川端康成の他、太宰治、梶井基次郎、井伏鱒二、亀井勝一郎、
石坂洋次郎など多くの文豪が訪れています。
伊豆地域と温泉場を訪れた文豪たちとの関わりを活用すべく提案された
NPO全国街道交流会議専務の古賀方子さんからは日本遺産登録に向けての
取り組みや旅館に泊まって体験してもらうことが大事、と述べました。
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