伊豆半島、世界ジオパーク認定!(4月17日)

昨日、ユネスコはパリで世界ジオパークの新規登録地域として、
静岡県伊豆半島を認定しました。(日本時間17時50分)

   〈静岡新聞 4月18日より〉

伊豆半島は2012年に日本ジオパークに認定され、今回日本国内
9地域目として世界ジオパークに認定されたものです。
本日18日、伊豆市修善寺において、
『伊豆半島ユネスコ世界ジオパーク認定記念式典』が開かれました。
主催者側として、川勝静岡県知事、菊池ジオパーク推進協議会長(
伊豆市長)の挨拶がありました。

   〈川勝知事〉

来賓挨拶として、地球科学者であり京都大学名誉教授の尾池和夫氏
から伊豆半島は花の宝庫であり、海から見るジオの景観も魅力であ
る、ジオパークの教育への継続的な活用等を話されました。
推進協議会顧問の静岡大学教授の小山真人氏からは伊豆半島のジオ
パーク構想を提案した経緯、今後も4年ごとの再審査がある、今後
も気を引き締めて活動の質を高めて欲しいと話しました。

   〈尾池和夫氏〉

   〈小山真人氏〉

伊豆半島は現在進行形で二つの火山弧がぶつかる世界唯一の場所と
しての特徴を持っています。南洋からフィリッピン海プレートに乗
って北上し、本州がのっているユーラシアプレートにぶつかり、下
に潜り込んでいる火山活動が継続している半島です。その恩恵とし
て多くの温泉が湧出し、多彩な景観を有し、多くのジオサイトが有
ります。
式典では、地域の7市8町の首長さんも参加し、くす玉開花を行い
ました。

記念撮影の模様です。

河津町内には河津七滝や佐ケ野渓谷の柱状節理、鉢の山のスコー
リア群、大噴湯公園をはじめ3つの自噴泉などのジオサイトが有
ります。
弊社でもジオパーク推進協議会の応援会員として、早速事務所前に
お祝いのポスターを掲示しました。


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